債務不履行になってしまった人の持っている不動産は裁判所によって差し押さえられます。その後、入札方式で販売する物件が競売物件です。こちらは一般物件と大きく違いがあるため、その違いを理解しないで購入してしまうと戸惑ってしまったり、時には不利益を被ってしまうこともあるのです。競売物件と一般物件の違いにはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、一つ目には入札方式で売り出されるということが違いとして語られます。一般物件の購入方法で入札方式を採用しているところは極めて珍しいと言えるでしょう。逆に、競売物件は読んで字のごとく入札方式でしか購入することが出来ません。そのため、まず購入をするというスタートラインから競売物件と一般物件は異なるのです。
また、競売物件は内覧することが基本的に不可能であったり、瑕疵担保責任を始めとする売り手が本来負うべき責任がないということも特徴として挙げられます。このように、一般物件では当然のように行われているような行為が競売物件では行われていなかったり、することが出来なかったりという特徴があるため、初心者が手を出すのは気が引けると感じている人も少なくありません。しかし、その分メリットもあるため注目されることもあります。
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